先日、天海祐希さん、佐々木蔵之介さん主演で放送されたドラマ。
天才数学者、岡潔と彼を支えた妻みちの半生を描いたもの。
これは観なくちゃ!
と、言うのも、岡潔さんは私の曾祖父の従兄弟にあたる方なのです。
昔から、母は曾祖父から、私は祖父から"きよっさん"の逸話を聞かされておりました。
「きよっさんは昔から変わった人でなぁ。。鷄小屋に卵取りに行ったまま帰ってけえへんから見に行ってみたら、鷄小屋の中で座り込んでずっっと数字書いててなぁ。。」
等々、いくつかエピソードを聞いたことがあります。
とにかく"変人"というので、一体どんな人なんだ!?と思っていた矢先、"きよっさん"が何冊か随筆を書かれていたことを知り、その中の【春宵十話】という本を読んでみることに。
何年も前に読んだので内容がうろ覚えですが、感想としては、
『変人!?これのどこが変人!?超~~~~~まともな人じゃないかぁ~~~~!!!!!』
でした。
世の中のことや周りの人間等、めちゃくちゃ冷静に見てるし、読んでて物凄く腑に落ちたのを覚えています。
本当に頭の良い人って、やっぱスゴいな、と。
今の時代に生まれていた方がもっと生きやすかったのかもしれませんが、奥さんのみちさんや色んな方の優しさに支えられ、決して孤独ではなかったんだなぁというのがよく分かったドラマでした。
みちさんの情報は全く知らなかったんですけど、本当に素敵な奥様できよっさんが羨ましい。。(笑)
ほんの、ほんの少しですが、血が繋がっているのを誇りに思います。